「愛車を少しでも高く売りたいと思っていませんか…?」
素人が車を売る場合、何も対策を立てないとカモにされてしまいます!!
相手は、百戦錬磨のプロです。
でも、安心してください。
素人でも車を高く売る方法があります。私は、この方法を知って、実行してMRワゴンを相場より20万円ほど高く売ったことがあります。
車を売る場合は、はっきり言って中古車一括サイトを利用した方が、結局は高く売れます。
私も中古車一括査定サイトで高く買い取ってもらいました。
でも、無防備で交渉に行ったら、やっぱりカモにされちゃいます。
少しでも車を高く売るには、知識武装をすることが大切です。
そこで、中古車一括査定サイトを利用する点で、注意する点やトラブルに巻き込まれないために、“6つのポイント”を、こちらで紹介します。
参考にしてください。
本記事の内容
- 車を売るときは、全ての業者の話を聞きましょう。
- 車を売るときは、即決で決めない。
- 車の売買契約書は、細かくチェックする。
- ボイスレコーダーを用意しよう。
- 希望額を聞かれても、すぐに答えない。
- 一対一の交渉が苦手な方は。
1.車を売る場合、まずは、全ての業者の話を聞きましょう。
まず、中古車買取一括無料サイトを利用する場合の簡単な手順を説明します。
- インターネット上で“中古車買取一括無料サイト”と検索。一括無料サイトでは、カビューが人気です。
- 型式、走行距離、氏名、住所、電話番号を登録。
車検証に必要な情報が記載されているので、項目を入力する前は必ず、用意しておきましょう。 - 車買取業者から電話がきます。交渉日時を決めます。
- 実際に査定をしてもらい、査定額に納得すれば契約書を結んで終わりです。
ざっくり、車を売るまでの手順を紹介しました。
ここでまず、“あなたが知っておくべき”ことがあります。
中古車買取一括無料サイトを登録すると、“あっという間”に業者から電話があります。
もう、びっくりするくらい、あっという間です。
どれくらいで、電話がくるの?
そうだね、10分くらいで電話がかかってくるよ。
中古車買取一括無料サイトには、大手のガリバーさんや楽天オートさん、カーチスさんなどの他に地方の小さな業者さんも登録されています。
そして、あなたが住んでいる場所に近い“登録している業者さん”から電話があります。
都市部ほど多くの電話があり、田舎ほど電話は少ないです。
私の場合は、4社から電話がありました。
都市部だと8社から10社ほどから電話があります。
以前は、入力フォームの備考欄に“こちらから連絡を入れるので、電話を控えてください。”を入力するだけで電話攻撃をおさえることができましたが、今は、入力フォームに“備考欄が設置されていない”場合が多いですね。
さて、最大10社から電話攻撃をされるのですから、電話を受ける側としては大変です。
そのため、最初に電話をくれた業者さんと交渉して、そのまま、そこで車を売る場合が多いのです。
「最初に電話をくれた〇〇に決めましたので、もう、電話は止めてください。」となるわけです。
もちろん、業者もそのことを熟知しています。
最初に電話をした業者が有利になるので、10分以内で電話がかかってきます。
その後の業者さんには、上記のようなお断りの電話をすることになります。
でも…それが…
あなたの愛車を安く買いたたかれるポイントのひとつが“これ”です。
ひとつの業者に絞って、交渉をする!!これが失敗する原因です。
交渉をする相手は、プロです。
素人がプロと真っ向勝負して勝てません!!
業者は、一年で数百件も中古車査定をおこなっています。車のド素人からセミプロを相手に毎回、必死に交渉をおこなっているのです。
業者を絞ってプロを相手に交渉をすることは、ライオンを相手に素手でケンカをするようなものなんです。
では、プロを相手に最善な方法とは…
面倒ですが、電話をくれた全ての業者と交渉をしましょう。
あなたの愛車を少しでも高く売りたいのなら、まずは、全ての業者と交渉する!!そこがスタート地点になるのです。
愛車を高く売りたいのなら、まずは、全ての業者と交渉する!!
10社も…対応しないといけないの…大変そう。
うん、ひとつだけに絞ると、相手のペースにはまって、安く買い取られるからね。
2.車を売るときは、即決で決めない!!
車を高く売る場合は、全ての業者さんと交渉するのが鉄則です。
そこで、業者さんと会う訳ですが、
おそらく、ほとんど方が、一対一で業者さんと会われると思います。
その際、業者さんは、あなたの車を見て、〇〇万円になりますと査定額を教えてくれます。
あなたとしては、他社がこの後、控えているので、その査定待ちになるのですが、そのことは業者さんも熟知しています。
すると、何かしら、不安をあおるようなことを言ってきます。
「今、即決してもらえれば、この特別価格になります。他社より高額で買い取りますよ。でも、今、決めないと安くなります。」…と。
または、若干、脅しのような…(笑)
実際、私も経験があります。
別な車をある大手の買取業者さん(誰でも知っているほどの会社です。)に査定してもらったことがあります。
若い、おそらく20代後半の業者(営業マン)が自宅に来てもらいました。
おもむろにパソコンを取り出して、パチパチと必要事項を入力して査定額を出してくれました。
かなり低めの査定額でしたので、結局は売らなかったのですが、
車を売らないと伝えると…
「せっかく、あなたのために時間を割いて来たんですよ。売らないって、どういうことですか?」
「私は、遊びでやっている訳じゃないんですよ!!」
おいおい、こっちも遊びで査定してもらった訳ないじゃん。
査定をしてもらう=売る訳じゃないでしょうと私も若かったので、多少、ケンカ腰になり応戦してしまいました。
今なら、もう少しマシに対応できますが(^^;)
まあ、営業マンとしては、少しでも安く車を買い取ることができることが、その営業マンの実績になるのですから、多少、きつい応対になる訳ですが…脅しはダメでしょう(笑)
今は、そのような営業マンはいないと思いますが…SNSでたたかれますよね(苦笑)
…
とりあえず、不安をあおるように言ってくる業者さんは、無視しましょう。
これは業者さんが使う常とう手段です。
そして、即決で決めないことです。
ついつい、高額査定を出した業者さんに決めたいと思いますよね。
でも、それが罠なのです。
業者としては、早く当社と契約してもらおうと多少、高めの査定額を出してくる場合があります。
なぜなら、契約した後に、何かしら“いちゃもん”をつけて、査定額を落とす場合もあるので、高額査定を出した会社=良い会社…ではないのです。
大手でも安心できないですよ。
高額な査定額を提示されても、その場で即決しない。
めんどくさいから、さっさと売ってしまいたいんだけど…
すぐに決めると、あとで絶対に後悔するよ!!全ての業者さんとまずは、話してみるのが大切なんだ。
3.車の売買契約書は、細かくチェックする!!
中古車買取業者は、早く決めたいと、いろいろと言ってきては契約書にサインを求めます。
契約を結びさせすれば、“業者の勝ち”ですから。
でも、あなたは、すぐに契約を結んではいけません。
その契約書をもらい、自宅でじっくりと細かくチェックしましょう。
なぜなら、車を買い取る側が有利になるように作られた契約書ですから。
上記で、いちゃもんをつけて査定が下がったというのは、この契約書に小さく記載されている内容に当てはまったからなんです。
契約書をナメてはいけません。
民法上、車を売る側は「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」があり、買う側がわかならない故障があった場合、その責任を負うことがあるということです。
つまり、査定額が大幅に下がる可能性があるのです。
車を買う側としては、売り主がウソをついている場合もあるので、買う側有利に契約書が作られるのも仕方がないかと思います。
瑕疵担保責任については、こちらをごらんください。
http://www.jucda.or.jp/qanda/qa02.htm
あなたが納得して愛車を売ると考えた場合、契約書を持ち帰って細かくチェックしたほうが良いでしょう。
業者は渋ると思いますが、あなたが納得するには、それが賢明ですよ。
契約書は自宅でチェックする!!
契約書って…あんな小さな字で書かれているのを、チェックしないといけないの?
悪徳業者って、そんなにいないけど…たまに、いるんだよ。なんだかんだ言って、安く買い取ろうとする業者がね。
細かく契約書をチェックすることで、ゆりちゃんも安心して、車を売ることができるよね^^
4.ボイスレコーダーを用意しよう!!
車買取業者さんと交渉中、〇〇万円で買い取りますよ!!と言ってくる業者さんもいます。
もし、あなたが、その査定額に納得すれば、契約は成立しますが、あとになって、査定額を下げてくる場合があります。
これを予防するには、ボイスレコーダーを用意しましょう。
ボイスレコーダーのスイッチをONにした状態で、業者さんと交渉するのです。
業者さんが口頭で査定額「〇〇万円」になりますと、あなたに伝えて、あなたがその査定額「〇〇万円」で売りますと双方の意思表示が合致した場合、書面でなくても契約が成立します。
最近のスマホは録音機能もあります。
スマホを利用するのもありなのですが、ボイスレコーダーの方が集音性に優れているので、ボイスレコーダーを用意したほうが無難です。
5,000円前後の手ごろな物も多くありますよ。
業者と交渉する時は、ボイスレコーダーをON。
ボイスレコーダーって…探偵っぽい。
ハハハ^^ まあ、そうだね、探偵だね。
でも、相手は、プロだからね。こっちもできるだけのことは、やっておいたほうが良いよ。
5.希望額は、いくらですか…には、答えない。
車買取業者さんから派遣される営業マンは、プロです。
どうにかして、車を安く買い取りたいと日々、トレーニングをおこなっています。もしかしたら、交渉に心理学を応用しているのかもしれません。
一対一で交渉する場合、希望額を聞いてくる営業マンもいます。うっかり、それに答えると営業マンのペースに巻き込まれます。
もし、営業マンが「希望額はいくらですか?」と聞いてきたら…
あなた「他社と比較して、条件の良い業者を選びます!!」とそれだけ伝えてください。
もちろん、営業マンは、いろいろなテクニックを絡めて、あなたに何とか近づいてきます。
でも、「他社と比較して、条件の良い業者を選びます!!」と押し通せば、営業マンは引き下がりますよ。
営業マンのペースに乗らない。
営業マンが、イケメンだったら…どうしよう…
…まあ…どうだろうね^^; まあ、営業マンって、しつこいからね。強い態度に出ることも大切だよ。
6.一対一の交渉が苦手なら…
いくら気をつけても一対一の交渉だと、結局は営業マンのペースに巻き込まれてしまう…という場合もありますよね。
それを防ぐには、車買取業者さんを同じ日時に集めましょう。
そして、一斉に査定額を提示してもらうのです。
業者さんも、同じ業界の方がいるので、変な査定額を提示することをないでしょうし、売る側のあなたも“たった一回”で、交渉する業者を見つけることもできます。
なんとなく、業者さんに悪いな…なんて思ってはいけません。
車を売るのは、あたなです。あなたが主役なんです。ここはビジネスライクに徹しましょう!!
車を売る時、ビジネスライクに徹しよう!!
なるほど~これなら楽かも^^
名刺に希望金額を書いてもらって、一斉に出してもらえば、5秒で決めることができるよ^^
車を高く売るための”6つのポイント”を紹介しました。 6つもあるなんて…めんどくさいなって思っていませんか?
しかし、たった、6つのポイントさせ抑えておけば、あなたの車の査定は、大幅にアップする可能性は高くなります。
トラブルの多い個人売買やオークションに出すより、後々のトラブルに巻き込まれる心配もありません。
あなたが思った以上に”高く売れる”ので、そのお金で次の車の購入にもお役に立ちますよ。
超オススメの車買取査定サイト
こちらでは、高額査定をバンバン出す中古車買取サイトを3社紹介します。
3社とも独自の中古車買取スタイルを確立しているので、”あなたにあった買取サイト”が必ず見つかります。
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ズバット車買取比較
中古車買取サイトでは、カビューの次に古い老舗サイトです。
これまでの累計利用者が、150万人以上と確かな実績があります。
ズバットが他社より優れている点は、査定を申し込んだ後に、車の現在の価値、未来の価値を教えてくれることです。つまり、相場を教えてもらえるのです。
相場がわかることで、売るタイミングもわかってきますし、交渉にも役立てることができます。
あと、他社より高額査定が出やすいのも特徴です。
実際、2009年式の日産セレナが、他社より52万円も高く査定されているので、迷ったら、ズバットで査定しましょう!!
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まとめ
車を高く売る6つのポイントを紹介しました。
この中で、もっとも効果があるのが、6番目の「買取業者さんを、同じ日の同じ時間に来てもらう!!」ことです。
なんとなく後ろめたい気もしますが、車を高く売りたいのなら、心を鬼にしましょう!!
あと、最後のダメ押しで「この価格で買い取ってもらうなら、すぐに売りますよ!!」と伝えるのも効果的ですよ。
ぜひ、参考にしてくださいね。