セルフスタンドが普及するにつれ、自動車のガソリン給油口のキャップの閉め忘れが多発しています。
給油口のキャップを閉め忘れて走行すると、大惨事になってしまうことも…
こちらでは、もし、「あなたが給油口キャップを閉め忘れて、キャップを失くした」場合の緊急の対処方法を紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
ガソリンの給油口キャップの代用になる物
給油口キャップの代用になる物は、ビニール袋やサランラップ、ガムテープです。
ビニール袋やサランラップ、ガムテープで給油口を輪ゴムやヒモなどで、しっかりと固定しましょう。
ガソリンの漏れやガソリン自体の気化をできるだけ抑えるために、ビニールを数枚やサランラップ、ガムテープも数枚で固定したほうが安心です。
車の塗装がガソリン漏れによる変色を防ぐためにも、ビニール袋やサランラップ、ガムテープでしっかりと固定しましょう。
給油キャップの代用品
- ビニール袋
- サランラップ
- ガムテープ
ビニール袋やサランラップ、ガムテープを使用するのは、緊急で安全を確保するためです。
すぐに車のディーラーかカー用品店、自動車整備工場、解体屋で購入しましょう。
給油キャップを閉め忘れたら、どうなるの?
セルフスタンドで、ガソリンキャップの閉め忘れが多いそうだよ。
どれくらい、多いの?
あるガソリンスタンドでは、2日に1個くらい、忘れているそうだよ。
ええぇぇーーーそんなに!!
そうなんだ。かなり多いよね。ガソリンキャップを閉め忘れると、大きな事故も起きるから危険なんだ。
セルフスタンドが普及するにつれ、ガソリンキャップの閉め忘れが多発しています。
もし、ガソリンキャップを閉め忘れて、車を走らせるとどうなるのでしょうか?
- ガソリン消費の悪化=燃費が悪くなる。
- ガソリンを満タンで給油した場合、走行中、ガソリンが漏れて車の塗装が偏食する。
- 爆発する。
ガソリンキャップを閉め忘れると、ガソリンの消費が激しくなります。
ガソリンは揮発性(蒸発)が高いため、キャップを閉め忘れるとガソリンが気化して燃費が悪くなります。
日頃から燃料メーターをチェックしガソリンの減る具合を確認している方なら、ガソリンの異常な”減り”に気づくことはできるとおもいますが…たまにしか車を運転しない方の場合は、給油ランプが点灯して、初めて気づくかもしれませんね。
ガソリンが漏れて、車の塗装が痛んでしまう。
ガソリンを満タンで給油して走行した場合、ガソリンが漏れて車の塗装が痛む場合があります。
ガソリンが塗装に付着することで、付着した場所のワックスが落ちてしまうからです。その場合は、専門の業者に確認してほうが無難ですよ。
ただし、最近の車は塗装が強いので、付着したガソリンをすぐにふき取れば目立つ跡にはならないです。
ガソリンキャップを閉め忘れると、爆発する場合もあります。
ガソリンは揮発性が高く、気化したガソリンは蒸気となって地面をはうように広がります。
もし、この時、ガソリンの蒸気に引火すると、爆発する可能性があるのです。ガレージをお持ちの方は、ガレージ内にガソリンの蒸気がたまる場合もあり、大きな事故になってしまいます。
実際、過去に事故が起きています。
北海道根室市で1997年6月、男性が車のトランクを開けようした際に爆発し、腰の骨を折るなどで5ヶ月入院した事例があります。根室市消防本部の調査で、事故2日前に男性が給油した際、スタンド従業員がキャップを閉め忘れていたことが判明。男性は「車を停止させる度にガソリンのような臭いがし、燃料の減りが早かった」と語っていたそうです。
私も以前、ガソリンスタンドで店員さんがキャップを閉め忘れたことがありました。ガソリンを給油した翌日、ディーラーに行ったとき、言われて気づきました。
とりあえず、ディーラーの方が変わりのキャップを用意してもらい、ガソリンスタンドでキャップの件を伝え、弁償してもらいました。
ガソリンキャップの閉め忘れを防ぐには
ガソリンスタンドやセルフスタンドで、ガソリンを給油して車を走らせる前に、ガソリンキャップを置く場所を目視でチェックしましょう。
また、車に乗り込んだ後でも、車内からキャップ置き場を見ましょう。2回チェックすることで、ガソリンキャップの閉め忘れを防止できますよ。
最近の車のガソリンキャップには、閉め忘れを防止するために”ヒモ”がついてます。これなら安心ですね。
以上、車の給油口キャップの代わりになる物は…簡単な対処法についてを紹介しました。
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- 売買契約書をしっかりとチェックする。
- ボイスレコーダーを用意する。