エンジンを切っても、ブレーキランプが消えていない…経験をしたことがありませんか?
っというか、今、この記事を見ているのなら、「今まさに、その状況」かもしれませんね。
実際、私も経験しました。
職場から帰宅して、車から荷物を下ろして、玄関に行く途中、気付きました。
ハリアーのブレーキランプが点灯している…
常時、点灯している…ブレーキランプが消えていない…
「マジかよ~(*_*)」
今回、19万5,000キロほど走っているハリアーのブレーキランプが消えない場合の原因と応急修理、あと、修理方法について紹介します。
正直、ブレーキランプが点灯しているだけなら問題ないんじゃないの~と思う方もいるかもしれません。
でも、ブレーキランプが消えないままだと、最悪、バッテリーが上がってしまい車が動かなくなることもあるんですよ。
出勤時に車が動かないなんて、シャレになりません…
ちなみに、今回のようなトラブルは、トヨタ車・ダイハツ車に多いようですよ。
参考にしてください。
この故障を解決するには、以下の2つの方法があります
- 故障の原因となったストッパーゴムを交換する。
- ストッパーゴムがない場合は、代替品で対応する。
具体的な故障の内容、修理方法、応急修理については以下で紹介しています。
ブレーキランプが消えないのは、ストッパーゴムの破損が原因
ブレーキランプが点灯したままで消えない原因は、ブレーキとブレーキランプの点灯をオン/オフさせるスイッチとの間にあるストッパーゴムが破損したことです。
破損というより経年劣化で、ゴムが割れたって感じですね。
↓運転席、ブレーキ周りに散乱していたストッパーゴムの破片。
ストッパーゴムがあった場所が↓↓↓
写真中央の上あたりにある白いボタンのようなのがわかりますか?
わかりやすくマスキングテープを貼ってみました。
通常、マスキングテープを貼った場所に、今回、破損したストッパーゴムがあります。
そのストッパーゴムが破損したため、ストッパーゴムと接するスイッチがきれいに奥まで押されないので、ブレーキランプが常時点灯、消えない状態になっているのです。
自動車整備士の友達から、新品のストッパーゴムをもらい取り付けました。
(取り付けは簡単です。ただ、はめ込むだけですから。)
新しいストッパーゴムをはめ込んだ写真が、こちら↓↓
通常、ストッパーゴムは、このように取り付けられています。
ストッパーゴムがあることで、スイッチが奥まで押されるので、ブレーキランプが消えます。
ブレーキランプが消えない状態を放っておくと、バッテリーが上がります。
ブレーキランプのオン/オフに関わるゴムが壊れたまま放っておくと、ブレーキランプの球が熱を持ち、球切れする可能性があります。
また、エンジンを止めても常時、ブレーキランプに電気が流れているので、バッテリーが上がってしまい、車を動かすことができなくなります。
昼間の運転が多いとブレーキランプが点灯した状態でエンジンを切っても、日中は周りが明るいのでブレーキランプが点灯しているのが気づかない恐れがあります。
夜間だと、ブレーキランプが点灯しているので、気づきやすいかもしれません。
バッテリーは、一度でも上がってしまうとバッテリーの寿命が短くなると言われています。
トラブルは未然に防げる場合もあるので、日頃から愛車の状態に目を配るようにしましょうね。
ストッパーゴムがない場合は、応急修理で乗り切ろう!!
私の場合は、友人が自動車整備士だったので、新品のストッパーゴムを手に入れることができました。
でも、普通は手に入れることは厳しいかと思います。
修理に出すとしても、時間が経てばバッテリーが上がってしまうことも考えられるので、早急にブレーキランプを消灯させる必要があります。
そこで修理に出すまでの応急修理として、ストッパーゴムの代わりになる物を代替品として使いましょう。
代替品となる物を紹介します。
- 厚みのあるダンボールを適正サイズにカットして使う。
- 要らなくなったレンタルショップなどのメンバーズカード(プラスティック製)を適正サイズにカットして使う。
- 10円硬化を使う。
まだまだ、他にもあると思いますが、2ミリほどの厚みがあれば代替品として使えると思います。
それらをストッパーゴムをはめ込む場所に取り付け、テープなどでしっかりと固定をすれば、ストッパーゴムの代替品として使えますよ。
まとめ
ブレーキランプが消えない場合、ストッパーゴムが破損している場合が多いです。
ただし、ストッパーゴムが壊れるのは経年劣化の場合が多いので、車が古くなるとこのような故障にあう可能性が高くなります。
日頃から車の状態に注意を払いましょうね。