自動車保険 対物賠償保険

自動車保険 対物賠償保険

 

若い男性若い男性

今度、新車を買うけど、自動車保険は、自賠責保険だけで十分かな?


保険屋さん保険屋さん

自賠責保険だけでは、保証は十分じゃありません。任意保険に必ず加入しましょう。


若い男性若い男性

なぜ、自賠責保険だけでは不十分なの?


保険屋さん保険屋さん

自賠責保険は、対人保証だけです。もし、あなたが、事故で物を壊した場合、自賠責保険では、それが保証されないんですよ。


若い男性若い男性

それって、つまり…


保険屋さん保険屋さん

そう、あなたが自腹を切って支払わないといけなくなるんですよ。


若い男性若い男性

えっえええ~….マジですか!!

 

あなたが自動車を運転するのなら、必ず、任意保険に加入しましょう。なぜなら、自賠責保険のみでは保険の保証が不十分だからです。

 

自賠責保険は、車を購入するとき必ず加入する保険です。いわゆる強制保険ってやつですね。自賠責保険で保証されるのは以下のとおりです。

  • 死亡による損害:最高3,000万円。
  • 後遺障害による損害:最高4,000万円。
  • 傷害による損害:最高120万円。

 

これは、もし、あなたが加害者になった場合、相手1人に支払われる保険金です。自賠責保険は、原付(原動付自動車)も含む全ての自動車を運転する場合、必ず加入します。

自賠責保険は、車を購入時、必ず加入する保険ですので、「自賠責保険に加入しない」という選択はないのですが、もし、自賠責保険に加入せず、相手を死亡させる事故を起こしてしまうと、自賠責保険が補償する3,000万円+それ以上の賠償金も自己負担をしないといけません。

 

過去に起きた対人事故の高額賠償金を紹介します。

認定総損害額 判決年月日 被害者性年齢 被害者職業 被害態様
5億2,853万円 2011年11月1日 男性41歳 眼科開業医 死亡
3億9,725万円 2011年12月27日 男性21歳 大学生 後遺障害
3億9,510万円 2011年2月18日 男性20歳 大学生 後遺障害

 

 

また、自賠責保険が未加入で車を運転した場合、法律違反となり以下のとおり処分されます。

 

  • 50万円以下の罰金 もしくは、1年以下の懲役。
  •  それと違反点数6点と免許が停止されます。

 

以上のことから、自賠責保険には必ず加入しましょう….でも、自賠責保険だけでは、自動車事故の保証は不十分です。

 

理由は、自賠責保険の対象は、“対人”のみだからです。

 

任意保険の対物賠償保険に必ず、加入しましょう。

自動車が普及するにつれ、車による事故も増えました。自賠責保険は、被害者が車の事故からによる最低限な補償を得られるために作られた保険です。

 

つまり、自賠責保険は、“人に対する保険”なのです。

 

でも、車の事故は、人だけではありません。

 

相手の車をぶつけて壊してしまった場合や運転ミスでガードレールや電信柱・信号機にぶつけて壊してしまう場合もありますよね。

 

このように“物を壊した”場合は、自賠責保険では補償されません。
自賠責保険は、“対人”のみの保険なのです。これ、自賠責保険に加入しているから物損も対象になると、勘違いされている方は意外と多いですよ。

 

ちなみにガードレールなどを壊して賠償する場合、いくらになるかご存知ですか?

 

ざっくりですが、これくらいのお金がかかります。

 

  • ガードレール…約30万円
  • 電信柱…1本100万円~
  • 信号機の場合だと、1本500万円~

 

正直、ガードレールが30万円もするなんて信じられませんが、もし、ぶつけて壊した場合、かなりの出費ですね…

でも、これ以上に高額な損害賠償を請求される場合もあるのです。

 

任意保険の対物賠償保険は、無制限で加入しましょう。

物を壊した場合、その物を賠償するだけでは済まない場合もあります。

 

事故によって生じた間接的な損害も、損害賠償の対象になるのです。

 

例えば、あなたが運転する車が、タクシーにぶつかった場合、そのタクシーの修理代とそのタクシーが修理の間に得ていたであろう営業利益も対象になります。

 

過去の対物事故で高額な損害額を紹介します。

認定総損害額 判決年月日 被害物件
2億6,135万円 1994年7月19日 積荷(呉服・洋服・毛皮)
1億3,580万円 1996年7月17日 店舗(パチンコ店)
1億2,037万円 1980年7月18日 電車・線路・家屋

日本損害保険協会SONPOより

 

以上のことから任保険料は対人 無制限が当たり前ですが、対物も無制限で加入しないと、もしもの事故の場合、大変なことになってしまいますよ。

 

自賠責保険だけで十分だと思っている方は、事故が起きた後では手遅れです。任意保険の対物賠償保険が無制限ではない方も、ぜひ、無制限で加入しましょう。

 

自動車保険(任意保険)を見直してみませんか?

今や自動車保険会社は、大手だけでも20社以上あります。

 

会社も多くあるので、自動車保険会社ごとで、独自のサービスを展開しています。

 

また、毎年、新しい特約も出てくるので、“今までの自動車保険を使い続けるのは、もったいない”です。

 

自動車保険を見直すことで、保険料が安くなったのに、特約が充実した!!ということも、普通にあるのです。

 

でも、数多くある自動車保険会社の中から“あなたにあった保険会社”を選ぶのは、正直、時間がかかります。

 

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ちなみに、新しい自動車保険会社に移っても、あなたの今の自動車保険の等級は引き継がれるので安心してください。

 

以上、自動車保険・対物賠償保険は、無制限で加入しましょう。過去1億円以上の損害額が発生したことも!!を紹介しました。

 

ネット保険にかえたら、保険料が安くなりました。
参照記事:少しでも保険料を安くしたい…